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コラム

遺品整理について知りたい! ~行う時期や内容、進め方を解説~

ご家族やご親族などの身内が亡くなった時、遺族は死亡届の提出に葬儀の手配や金融機関への連絡、それ以外の諸々の手続きなど、しなければならない事がたくさんあります。
その中には故人が残した身の回りの物の整理も含まれます。

そもそも遺品整理って何をすればよいのか、何から手を付けたらよいのか、わからない事が多く悩まれる方も多いと思いますので、今回は「遺品整理」について、行う時期や進め方などをご紹介いたします。

目次

遺品整理とは?

「遺品整理」という言葉、何度か耳にしたことはあるのではないでしょうか。

遺品整理とは、ご家族やご親族がなくなった際、故人が生前使用していた身の回りの物を整理することです。

『整理する=片づけ』というイメージをする方もいらっしゃるかもしれませんが、ただ片づけるだけではなかなか終わらないのが遺品整理です。

■物によって整理方法が異なる

故人が使用していた主に生活用品に当たる物については、必要なもの以外は地域の廃棄方法に従って処分・廃棄をする方向で進めやすいのですが、「写真」「手帳や日記」は故人が今まで生きてきた証のような物であり、処分をするのか残すのか、残す場合は誰が保管するのかなど、迷うことが多いものです。

また、「印鑑」「通帳」「クレジットカード」「権利書」「車」など、勝手に廃棄する訳にはいかない物も多く存在します。その場合はそれぞれに合う整理方法を調べながら対応を進めていくようになります。

■賃貸物件の場合

故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、賃貸物件の賃料や契約期間が発生します。亡くなった後もなかなか整理ができずにいると、その間の賃料が発生し、また、亡くなったタイミングが契約期間の満了に近い場合は整理を終えなければならない期日も限られるため注意が必要です。

掃除

整理ができたら、最後は故人が使用していた部屋(住居)もキレイに掃除をしましょう。

普段から身の回りを整える生活を送ってこられた方もいますが、中にはひとり暮らしでゴミの片づけや処分がままならず荒れ放題…といったことも少なくありません。

このような場合には遺品整理と清掃の両方を行う必要があります。

■気持ちの問題

大切なご家族を亡くし、気持ちの整理もつかず、そのような中で生前故人が使用していた思い出の品を目の当たりにし整理しなければならないとなると、なかなか気持ちを切り替えて整理をしよう!と思ってスムーズに進められないということもよくあります。

このように「整理」とはいうものの、簡単には進められないハードルがあるのが遺品整理です。

そこで次の目次からは、実際に遺品整理を行うタイミングや進め方についてご紹介していきますので、ご参考になれば幸いです。

遺品整理はいつ行うのがベスト?

遺品整理を行うべき時期というのは、故人が住んでいた環境によっても大きく異なります。

<なるべく早めに行う方が良い場合>
故人が賃貸物件に住んでいた場合は、契約期間や賃料、水道・ガスなどの光熱費解約の問題もありますので、なるべく早めに整理に取り掛かりましょう。

その他>
持ち家・ひとり暮らしの場合は、その後の相続の問題や税金の問題があります。
目安としては四十九日の法要が終わった段階を目安に始められるとい良いでしょう。
この頃には死去に伴う手続きなども一段落していることが多いので、良いタイミングではないでしょうか。

また、ご自宅で同居をしていた方が亡くなった場合は特に急ぐ必要はないと思われます。
ご家族が取り掛かれるタイミングで、気持ちの整理ができた段階で徐々に進めていければ良いですね。

かといって、あまり先延ばしにし過ぎてしまうと、いつまでも遺品整理が進まずスッキリしない状態になってしまいますので、四十九日法要、または新盆、一周忌など、ある程度の区切りは設けて気持ちの整理と合わせて進めていきましょう。

遺品整理をスムーズに! 進め方・流れについて

では実際に遺品整理を始めるにあたって、スムーズに進めるための進め方・流れを解説していきます。

~遺品整理を始める前に必要なこと~
・家族/親族の同意を得る
・形見分けの希望を確認する
・相続に関わる希望の確認
・遺品整理費用をだれが負担するか

これらをあらかじめ行っておくことで、遺品整理中の不要なトラブルを未然に防ぐことができます。
整理を始める前に家族・親族で集まって、上記について話し合いを行いましょう。

そして、親族間で話し合いが済み、方向性が決まり次第準備に取り掛かります。

遺品整理の準備~
・遺品整理に必要な物の準備
(ごみ袋、ダンボール、手袋、ひも、ケース、カッター、雑巾、洗剤、など)
・自治体のごみ処分、廃品回収やリサイクルのルール確認
・業者へ依頼するかどうか、依頼する場合は業者の検討

このように、始まってから慌てて準備・確認することがないように事前準備をしっかりと行いましょう。

~遺品整理の流れ~
1. 遺品をおおまかに分別する
・衣類 ・食器/調理器具 ・寝具 ・家電 ・家具 ・アルバムや賞状など、思い出の品 ・貴重品①(貴金属/骨董品など) ・貴重品②(保険証やクレジットカード、車検証、不動産関連の書類など)

2. 分別した遺品を整理方法ごとに仕分ける
* 形見分けする品物
* 手続きが必要な物(書類関係)
* 買取してもらえそうな品物(家電、貴金属/骨董品など)
* 保管しておく品物(アルバム、日記など)
* 処分する品物

3. 処分の手配
例えば、不用品回収やリサイクル業者に収集を依頼するのか、自治体の粗大ごみとして廃棄ができるのか、確認をしながらそれぞれの品物の処分を進めます。

4. 清掃
処分や形見分け、その他諸々の手続き・整理ができたら、最後はお部屋(住居)をキレイに掃除をすれば遺品整理は全て完了です。

おおまかに遺品整理の進め方についてご紹介しましたが、実際に自分たちで進めるには、心の整理ができていないことや、手続きに手間を取られ、大切な用件を見落としてしまうこともあります。
また、遺品が多すぎる場合や、仕事などが忙しくて時間が取れない、といった物理的な問題も同時に発生します。
このような場合は、遺品整理を行う業者への依頼をおすすめします。

処分方法や手続きに関し豊富な知識を持ち、仕分けから清掃までプロとしてしっかりとサポートが可能な遺品整理業者に頼めば安心して進めることが可能です。
ぜひ検討してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

弊社は遺品整理全般におけるサポートをご提供しております。

時間の節約になるだけではなく、見落としがちな手続きの部分まで細かく丁寧にアドバイスさせていただきますので、ぜひ一度お問い合わせください。
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