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コラム

遺品整理をしないほうがいいときってあるの?

家族や親族を亡くした遺族には、お葬式や各種手続きなどの他に、故人の生活用品や思い出の品々を片づけていく遺品整理という仕事が待っています。愛用品は手元に残し、不用品は処分するなど仕分けが大変ですが、遺品整理で親族と揉めるケースもあります。また、遺品整理をしないほうがいいときもありますので、遺品整理を始める前にこのコラムがご参考になれば幸いです。

目次

遺品整理をしないほうがいいときとは?~ケース1~

忌引き休暇などの関係で、早めに遺品整理を始めたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。ただし、遺品整理をしないほうがいいときもありますので、焦らず2つのケースに該当しないか確認しましょう。

 

~ケース1:相続放棄する場合~

一般的に、親が亡くなったときに遺産を相続することになりますが、相続したら借金を背負ってしまったというケースがあります。これは「相続=遺産が懐に入る」という思い込みがあるためです。相続は、プラスの財産もマイナスの財産も受け継ぐことになります

 

●相続の種類

相続には3種類ありますのでご紹介いたします。

 

●『単純承認』故人の財産をそのまま相続する

相続が始まったことを知ってから3か月の間に何も手続きをしなければ『単純承認』を選んだことになります。『単純承認』とは、プラスの財産もマイナスの財産もすべて相続することです。一般的に相続したという場合は、この『単純承認』のことを指します。

 

●『限定承認』故人の財産から借金を除外して相続する

『限定承認』とは、プラスの財産もマイナスの財産もすべて相続しますが、相続財産から被相続人の借金などのマイナスの財産を清算して、それでも相続財産が残っていれば、その余剰分を相続する(=「プラスの財産<マイナスの財産」)だった場合、プラスの財産の範囲内しかマイナスの財産を相続しない)という方法です。ただし『限定承認』については相続人全員で行うことが条件で、相続人が複数いる場合は相続人間で意見が一致しなければ『限定承認』による相続はできません。

 

●『相続放棄』故人の財産をすべて相続しない

『相続放棄』とは、故人の遺産を含めて一切の相続の権利を放棄することを指します。相続放棄するには、家庭裁判所に申述書と添付書類を提出して「相続しない」ことを申し出て、認めてもらう手続きが必要です。

 

●遺品整理=単純承認?

遺品整理を行ってしまうと、相続を認めたことになってしまい、相続放棄ができなくなる可能性があります。民法第921条に「相続人が相続財産の全部または一部を処分したとき、単純承認をしたものとみなす」と明記されているためです。

 

●相続放棄は遺品整理や処分はしない

遺品も相続の対象となるため、相続放棄は遺品整理をしてはいけません。相続放棄をした後は、故人の賃貸契約も解除することはできません。相続を放棄した後に賃貸物件の契約を解除できるのは、故人の財産を管理する相続財産管理人となります。

 

●取引価値のない遺品であれば形見分けOK

相続放棄を予定していても取引価値のない遺品であれば、形見分けを受けても問題になることはありません。価値が微妙な場合は専門業者に任せたほうが安心です。

遺品整理をしないほうがいいときとは?~ケース2~

もう1つのケースで、遺品整理をしないほうがいい場合をご紹介いたします。

 

~ケース2:自宅で孤独死の場合~ 

孤独死の場合は遺族で遺品整理をせず、特殊清掃に特化した業者に任せたほうがいいでしょう。これは相続とは関係なく以下のような理由が挙げられます。

 

●感染症のリスクがある

遺体から染み出た体液や血液には、細菌や雑菌が多く含まれていて感染症のリスクがあるため、素人ができることではありません。

 

●プロによる汚染除去作業でないと完全に除去できない

遺体から漏れ出た体液などで床や畳に汚染が広がると、通常の清掃では落とすことができずプロによる汚染作業でないと除去できません。

 

●防臭などのにおい対策が必要

孤独死の部屋には、専門家による特殊な防臭対策が必要です。室内の腐敗臭を放っておくと、近隣住民に悪臭をまき散らすことになり、健康被害など新たな近隣トラブルも起こりかねません。

 

●心理的ショックが大きい

死後数日後に発見された場合には、まず直視できない状態でしょう。トラウマやPTSDに近い症状に見舞われるかもしれません。決して無理して入室せず専門業者に任せましょう。

遺品整理で親族と揉めないためには?

遺品整理のやり方を間違えると、親族同士で揉めて収拾がつかないことがあります。そのトラブルの理由や具体的な予防法についてご紹介いたします。

 

~トラブル理由~

●「誰がやらなければいけないのか」がはっきりと決まっていない

遺品整理は、ただでさえ大変な労力と時間がかかるのに、誰がやるのか押し付け合う形になり、険悪なムードになってしまった。

 

●業者に依頼したときの費用分担

遺品整理業者に依頼したが予想を超える金額になり、費用分担で揉めた。

 

●勝手に遺品整理が進められてしまった

時間の都合もあり相続人が複数いるが許可を取らず遺品整理を進めたところ、トラブルになった。

 

*予防法*

1.親族の誰かがリーダーシップを発揮して意見交換を始め、親族同士で合意を得る

2.遺品整理は1人で行わない

3.遺品整理業者へ片付けを依頼する

 

遺品整理で親族と揉めないために最も大切なことは、しっかりと話し合っておくことです。遺品整理中にもこまめな話し合いや情報共有を行い、遺品整理はできるだけ親族全員で行いましょう。親族間同士で進めるとトラブルが起こりそうだと予測できるのであれば、遺品整理業者に依頼して親族全員にとって公平に遺品の内容を整理するのがおすすめです。

 

まとめ 

遺品整理は相続問題とも関係があります。何かと手続きなど多忙な時期に、難しい問題で親族同士の揉め事に巻き込まれては精神的に参ってしまいます。一人で片付けようとせず、遺品整理のプロフェッショナル「生活お助け隊」にお任せください。1品ずつ確認しながら丁寧に作業を進めていきます。ご相談、お見積もりは無料となっております。お気軽にご相談ください!
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